【推しの子】黒川あかねが気づいた抜け穴とは?たどり着いた真実を解説!

【推しの子】に登場する黒川あかねは非常に頭のいい人物。

自分が演じる役柄に成り切るためにありとあらゆる情報を集め徹底的に分析できるプロファイリング能力も持ち合わせています。
そんなあかねが星野アクアが気づけなかった抜け穴に気づき真実へと辿り着きます。

一体、あかねが気づいた抜け穴とはなんなのでしょうか。
どうやって真実に辿り着くことができたのでしょうか。

本記事では、黒川あかねが気づいた抜け穴と真実へどの様にたどり着いたのかについて考察をまじえて解説していきます。

目次

【推しの子】黒川あかねは何に気づいた?

考え込んだり気がついた表情をするシーンがたくさん出てきますが、分析力や考察力に長けている黒川あかねが星野アクアと話をする中で一体何に気づいたのでしょうか。

早速見ていきましょう。

アイに子供がいること

黒川あかねは、ガチ恋で共演した星野アクアの好きなタイプが星野アイだと知ると星野アイの情報を集めて徹底的に分析して星野アイになりきり、アクアやアクアの妹のルビーさえもアイを彷彿とさせるその姿に驚いていました。

アイの情報を集める中で、実はアイには子供がいるということをプラスで付け足していたあかね。

もちろん、この時は事実については知らなかったので設定として足していたのですが、結果として本当のことだと気がつくのはもう少し後になってからのことです。

アクアがアイの子供であるということ

舞台の稽古中にPTSDによるフラッシュバックで体調を崩してしまったアクアを介抱することになったあかねは、アクアの妹には心配をかけたくないという要望により小さい頃からお世話になっているという五反田監督のところへアクアを連れていきます。

そこで、五反田監督からアクアが昔酷い事件に巻き込まれたことを聞かされます。

その後、アクアが寝言で「アイ」と言っていたことで、アイはアクアが好きなアイドルで今は亡くなっていること、妹のルビーもアイに強い執着があること、兄弟で星野性を名乗っている理由などの情報をもとにアクアが本当にアイの子供だと確信したのです。

遅かれ早かれアクアがアイの子供であることには気づいたかもしれませんが、五反田監督と会いアクアのことを聞いたことでアイに子供がいるという真実に辿り着くのが早くなったのは言うまでもありません。

アクアの父親が上原清十郎ではない可能性

アクアはアイを殺した犯人が芸能界にいると考えていますが、アイの交友関係から考えて引越し先の住所を知ることができる人物と言ったら自分の父親なのではないかと見当をつけていました。

そして、この時はまだ知らない父親について調べることにしたアクアは関係がありそうな人100人以上ものDNA鑑定を行いました。
費用も相当でしたが、その甲斐あってDNAが一致する人物に辿り着きます。

それが、劇団ララライに所属する俳優の姫川大輝。

DNAが同じ=父親が同じということになり、姫川の父親がアイを殺した犯人なのではとアクアは考えたのです。

しかし、姫川に話を聞いてみると姫川の父親である上原清十郎はすでに死亡していることがわかり、この時点でアクアの復讐は終わったかの様に思われました。
ただ、アクアからこの話を聞いたあかねだけは違いました。

すでに故人となってしまっているから上原清十郎とアクアのDNA鑑定ができず姫川とDNAが一致するという情報だけでは証拠が不十分。

もしかして、姫川の母親が浮気をしていた可能性はないのか。
そして、その浮気によってできた子供が姫川大輝だとしたら、その事実を知った上原が激高して姫川の母親と共に心中したということも辻褄があうこと。

それに、アイの事件は上原清十郎が亡くなってから起こっているため時系列的にあり得ず、アクアの父親は今も生きていて、上原清十郎はアクアの父親ではないと考えるのが妥当という結論に至ります。

そして、あかねはアクアの見落とした抜け穴に気づきます。

それは、アクアが父親と思しき人物とのDNA鑑定をしなかった(できなかった)ために、アクアが姫川大輝は姫川の母親が浮気をしてできた子供である可能性を見落としたことです。

アクアの前世が雨宮吾郎であること

B小町のPV撮影で高千穂を訪れた時、あかねはアクアと共にアクアの前世である雨宮吾郎が働いていた病院を訪れます。

もちろん、そこに雨宮吾郎はいませんが知り合いだと言って、アクアはわざとあかねに自分の前世である雨宮吾郎のことを話します。

話をすればあかねが雨宮吾郎を探してくれるのではないかという気持ちがあったからです。
そして案の定というか不思議な因果で、宿泊していた旅館の鍵をカラスに奪われて追いかけていった先であかねとアクアの妹であるルビーが雨宮吾郎の遺体を発見します。

あかねに衝撃的なものを見させてしまった申し訳なさもあったものの、アクアは「あかねなら見つけてくれると思った」と、あかねにわざと情報を話したことを伝えます。

そしてこの時、あかねは見つかった遺体がアクアの言っていた知り合いと同一人物であることに気がつきますが、そのあとで「何か1本の線でつながっていそうな・・・・」と勘繰っていました。

アクアが話した雨宮吾郎のことがただの知り合いにしては妙に具体的でまるで本人かのような語り口だったので、後から気がついた可能性はありますね。
(実際アクアは前世の雨宮吾郎の記憶を持って転生したのですが・・・)

アクアの父親がアイの事件の黒幕であること

あかねの新人俳優賞受賞式の後のこと。

演出家兼監督である金田一と事務所の社長との会食の席で金田一から役者にとって最高の資質である「人を騙す眼」をあかねは持っていると言われます。

さらに、劇団ララライにも昔屈指の演技派として活躍していた人がいて、それが白い薔薇を送った本人であると聞かされたあかねは、どんな人か見てみたいと映像をみることに…

そこで見た映像に映る人物は、アイが生前していた演技スタイルとよく似ていました。
何より、アクアと顔つきがあまりにも似ていたのです。

その人物こそがカミキヒカル

アイの妊娠当時15歳の少年だったこともあり、アイが相手を明かさなかった理由もなぜ今まで一度も言及されなかったのかもあかねはわかってしまいます。

そして、アイが妊娠したことも引っ越しをしたことも新しい住所を知っているのも恋人だったカミキヒカルなら容易に知ることができます。

実際にアイがアクアとルビーが小さい頃、子供達も大きくなったし一度会ってみない?と誰かに電話をかけているシーンが描かれており、そこで新しい住所を伝えています。

あかねは、カミキヒカルを象徴する白い薔薇の存在も相まって殺人教唆をしたアイの事件の黒幕がアクアの父親でもあるカミキヒカルであることを確信したのです。

黒川あかねが気づいたキーワードとたどり着いた真実

黒川あかねがアクアとの会話の中で真実に辿り着くために気づいたキーワードがいくつかあります。

ここでは、あかねが気づいたキーワードとアクアとの会話でどの様にして真実に辿り着いたのかを見ていきましょう。

あかねが気づいた5つのキーワード

あかねはアクアとの会話の中で「DNA」「異母兄弟」「結婚」「無理心中」「クズ男」という5つのキーワードが出てくると、以前トレースしたアイの感情から何かに勘づいた様子でした。

DNA

アクアは、母親であるアイを死に追いやった人物は自分の父親で芸能界にいるに違いないと予想し、疑わしき人物を片っ端からDNA鑑定していました。

ほとんどはアクアと関係のない人物でしたが、相当な金額と時間をかけて行ったDNA鑑定でアクアが得た情報は中々大きいものでした。

しかし、あかねはアクアが肝心な人物とのDNA鑑定をアクアがしていないことに気がつき、アクアが言っていることの信憑性を疑います。

異母兄弟

DNA鑑定をしてアクアが得た情報は、自分の異母兄弟が見つかったということです。

その人物の名前は姫川大輝。

あかねが所属する劇団ララライの看板役者で、上原清十郎と姫川愛梨との子供です。

姫川と血縁関係があるということがわかったアクアは姫川から両親の話を聞き、自身の父親も上原清十郎であると結論づけました。
ただ、ここでもあかねはアクアから聞いた情報に違和感を覚えていました。

上原清十郎とのDNA鑑定をしていないため、本当にアクアが上原清十郎の血を引くのかは不明であることも一つですが、もし姫川大輝が上原清十郎と姫川愛梨の実子じゃなかったら?
姫川愛梨の浮気が原因でできた子が大輝で、托卵だったら・・・と別の可能性について考えをめぐらせていました。

結婚

上原清十郎と姫川愛梨は確かに結婚をしていて夫婦でした。
そのため、アクアも自分の父親は上原清十郎なのだという結論に達したわけです。

でも、世の中には結婚して子供がいる人みんなが必ずしも生物学上の親子とは限りませんよね。
特別養子縁組をしていたり、実の親が不慮の事故で亡くなって親戚の家で育てられたなど…

あかねも、母親は姫川愛梨でも父親は愛梨が浮気をした相手なのでは?そしてできた子供=大輝を托卵で育てた可能性が濃厚なのではという可能性に気がついたのです。

クズ男

姫川大輝の父親である上原清十郎も俳優として活動していましたが、あまり売れてはいなかった模様。
そのコンプレックスを埋めるためか、才能のある女優と関係を持つことで自分を保っていたそうです。

たくさんの女優さんと浮き名を流したことは息子である姫川大輝の口から語られているので本当のことでしょう。

取っ替え引っ替えなんて聞くとクズそのものですし、本当にただ女好きなだけだった可能性もありますが誰にも相談できなかったなど、周りには理解し難い理由があったのかもしれませんね。

あかねがクズ男というキーワードで何に気がついたのかは次で考察します。

無理心中

姫川大輝の両親である上原清十郎と姫川愛梨は大輝が5歳の頃に心中して亡くなっています。

大輝がアクアに両親が心中したことを伝えた時「心中した本当の理由はもう誰にもわからないけどなんとなく察するところはある」と話しているのですが、筆者はこの時上原の女癖の悪さに姫川愛梨の堪忍袋の尾が切れたのかな?上原清十郎のクズっぷりだったらありうるかなと思っていました。

しかし、どうやら違ったようで…

あかねが無理心中とクズ男というキーワードで気がついたのは、姫川愛梨が不倫をしてできた子供が大輝で上原を騙して自分の子として育てさせていたことを偶然か必然か上原が知ってしまい逆上して姫川愛梨とともに心中したというものでした。

自分にコンプレックスを抱いている上原なら、自分の子供だと思って疑わずに可愛がっていた大輝が実は実子ではなかったなんて知ったら、相手を殺して自分も死んでしまう結末を選んでも不思議ではなくむしろそうなるだろうと感じたようですね。

あかねがキーワードとアクアとの会話でたどり着いた真実

黒川あかねは、演技をする上で身につけたプロファイリング能力と元々の頭の良さでアクアとの会話と「DNA」「異母兄弟」「結婚」「無理心中」「クズ男」の5つのキーワードからアクアよりも先に真実に辿り着きました。

その真実とは、アイの事件の黒幕はカミキヒカルであるということ。

アイは演技を始める前に劇団ララライのワークショップに参加し、カミキヒカルと出会い付き合い始めアクアとルビーを妊娠。

アイが誰にも相手の存在を知らせず隠したのはカミキヒカルが当時15歳の中学生だったからです。

カミキヒカルがアイが妊娠したことや極秘に出産したことをB小町の熱狂的なファンであったリョースケに伝え殺人教唆をしたこと。

劇団ララライの看板役者だったことや中学生ということもあり、殺人に他人を利用するのも納得がいきます。

また、カミキヒカルが真犯人であることにあかねが気づいたのには5つのキーワードの他に白い薔薇がありました。
アイを刺殺したリョースケがアイの家に持って行ったのも白い薔薇の花束。

おそらくですが、あかねは白い薔薇の花言葉に糸口を見つけたのではと思います。

白い薔薇の花言葉は「純潔」「深い尊敬」「相思相愛」。
さらに、枯れた状態でも「生涯を誓う」という花言葉を持つのが白い薔薇。

これに気づいたあかねが5つのキーワードでカミキヒカルがアイの事件の黒幕であることにアクアよりも先に辿り着いたのです。

気づくと同時に、当時のカミキヒカルの年齢を考えると法的な制裁はできず、復讐するとなればより直接的な方法になることも、それしか方法がないとわかった上でアクアが実行してしまうであろうことまであかねは気がついてしまったのでした。

まとめ:あかねは父親とDNA鑑定していないというアクアの抜け穴に気づき5つのキーワードから真実に辿り着いた

今回は、黒川あかねが星野アクアとの会話とキーワードから気がついた抜け穴と辿り着いた真実について考察を交えて解説しました。

あかねが気づいたのは、

  • アイに子供がいる事に気づいた
  • アクアがアイの子供であることを確信した
  • アクアの父親が上原清十郎ではない可能性
  • アクアの前世が雨宮吾郎である可能性
  • アクアの父親がアイの事件の真犯人であること

これらの気づきに加えて、

  • DNA
  • 異母兄弟
  • 結婚
  • 無理心中クズ男

という5つのキーワードと白い薔薇の花束で、アイの事件の真犯人がカミキヒカルであるという真実に辿り着きました。

今後のアクアとカミキヒカルがどうなっていくのかも見どころですね!
最後までお読みいただきありがとうございました。

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