【推しの子】の主人公である星野アクアと星野ルビーの母親である星野アイ。
ドーム公演当日にファンの青年に視察されてしまったアイですが、その事件の黒幕が実はアイと同じアイドルグループ内にいるのではないかという仮説を立てて検証していきたいと思います。
【推しの子】B小町のメンバーが犯人なのか?
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— 横槍メンゴ🐰🎀 (@Yorimen) July 24, 2024
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アイの息子であるアクアは犯人は自分の父親と考えていましたが、なぜここに来てB小町のメンバーが犯人(黒幕)という説が出てきたのか。
早速見ていきましょう。
b小町はそこまで仲が良くなかった
アイが生前所属していたアイドルグループ・B小町は実はそこまで仲良しではありませんでした。
アイが加入したことでB小町の人気は高まり地下アイドルからアイドルの頂点へと登り詰めたこともあり、仕事は可もなく不可もなくアイを引き立てるために徹し、仕事上だけの関係だったと考えられます。
アイ自身も自分のことは進んで話をすることはなく、のらりくらりと躱していたこともグループメンバーと距離が縮まらなかった原因のひとつではあるでしょう。
しかし、最初からそんな関係だったわけではありません。
売れなかった地下アイドル時代に、どうしたら売れるのか、こんなことをしたら良いのではないかとお互いにアイディアを出し合ったりそのアイディアを実際に行動に移したりもしていました。
その当時は、仲のいい女の子グループと言っても過言ではありませんでした。
アイは、この時の状態に戻りたいと願い、自分のダメなところは怒ってほしいし遠慮はしないで欲しいと思っていました。
そして、出来ることならみんなと昔みたいに仲良くやっていきたい、仲直りしたいとすら思っていたのです。
昔のような関係に戻る前にアイが志半ばでこの世を去ってしまったのは悲しいですが、それも含めて犯人の思惑通りだった可能性もありますね。
メンバーですら星野アイの信者だった
B小町は星野アイの加入によって飛躍したアイドルグループ。
同じグループのメンバーですら、絶対的エースでセンターの星野アイのカリスマ性に引き込まれてファンとなり、それを超えて信者のようになっていました。
アイは自分の弱いところは見せず自分のことは多くは語らず「アイドル・星野アイ」を演じていたと考えられます。
推しの子の作者・赤坂アカさん書き下ろし小説「45510」の中で配信をした際の映像で、アイがファンからの質問に答えているシーンがあります。
アイはファンからの質問コメントに答えながら変な感じがする。自分のことを話すのは得意じゃないし、言ったことで嫌われるのもイヤ。でも、自分の話をするのが嫌いなわけではない。知ってほしい。私の汚いところとか、やなところも全部ひっくるめて、それで良いって言って欲しい。と語っていました。
筆者は上記の部分を読んだ時、アイは自分の生い立ちや元々はちょっと暗い性格や暗い雰囲気を纏った自分自身もさらけ出してその上で応援してもらいたかったのかな?と感じました。
ただ、当時のアイの自分を曝け出さず演じている様子から、アイは最高のアイドルで居続けなければならない、アイ以上のアイドルが誕生することも許さないという歪んだ気持ちが後にとあるメンバーの中に生まれることになります。
犯人の協力者がB小町のメンバーと言われる理由
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— 横槍メンゴ🐰🎀 (@Yorimen) July 10, 2024
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星野アイの事件で犯人はのちに自殺をしています。
そして、アイの息子であるアクアは犯人は自分たちの父親であることに辿り着きました。
しかし、一方で犯人には協力者がいることにも気がついていました。
犯人の協力者がB小町のメンバーだと言われるのはそのためだと思われますが、他にも大勢いる中でなぜB小町のメンバーが犯人の協力者と言われるのかを考察してみます。
星野アイを妬んでいたから
B小町のメンバーはアイを妬んでいたというのが、犯人の協力者がB小町のメンバーと言われる理由の一つです。
実際には、アイ自身を妬んでいたというよりもアイの持つ才能、放つカリスマ性に嫉妬していたのです。
その嫉妬心から、化粧品が盗まれたり嫌がらせを受けたりもしていたアイ。
アイに嫌がらせをしたメンバーはすぐに突き止められ、グループを辞めています。
正確には当時のいちごプロ社長であった壱護社長が辞めさせています。それも3人も。
当初7人いたB小町ですが、この一件で4人となり、以後4人で活動をしていたようです。
さらに、壱護社長がアイを贔屓していることも、他のメンバーがアイの引き立て役でバックダンサー的な立ち位置であることもアイを妬む一因となっていました。
自分だって…そんな気持ちが出てきても不思議ではないですよね。
アイへの妬みが犯人への協力に繋がった可能性は存分にあると考えます。
星野アイに一番近い存在だから
もう一つの理由として考えられるのは、B小町のメンバーはアイに一番近い存在だから。
アイドルとして活動をしていた彼女たちは仕事でいつも一緒にいました。
アイとメンバーたちはそこまで仲が良くなかったとはいえ、雑誌の取材やライブなど、常に一緒にいる一番近しい存在であることは確かです。
そのため、アイがアクアとルビーを妊娠した経緯を知っていたとしても、引っ越しをしたことを知っていても何ら不思議ではありません。
そしてその情報をアイを襲った犯人にリークした、、、ということも考えられます。
ただ、まさかアイを死なせてしまうことになるとまでは想定していなかった可能性はありますね。
筆者は個人的に、一番アイに執着しているように見えたニノが、犯人の協力者であり黒幕なのではないか…と密かに思っています。
まとめ:犯人の協力者である真の黒幕はB小町のメンバーである可能性が高い!
今回は、アイを殺した犯人の協力者である真の黒幕がB小町のメンバーと言われる理由について考察してみました。
- B小町のメンバーが黒幕と言われるのはメンバーとアイが仲良くなかったから
- アイのカリスマ性にメンバーすら惹かれてファンを超え信者になっていたから
- B小町のメンバーはアイの才能に嫉妬していたから
- メンバーは星野アイに一番近しい存在だから
最新話でカミキヒカルと電話をするニノの姿が描かれていましたね。
筆者は旧B小町のメンバーが出てきた時に、ニノが黒幕である可能性を感じていましたが、もしかしたら本当にそうなのかもしれません。
今後の展開が気になりますね・・・!
最後までお読みいただきありがとうございました!
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