魔法使いの約束アーサーとオズの関係とは?アーサー死亡にも関与している?

魔法使いの約束に登場する中央の魔法使いのオズとアーサー。

オズは世界を震撼させた最強の魔法使い、アーサーは中央の国の王子という一見接点などない様に見える二人。
しかし、実際はそうではないようで…それもこれも全てアーサーが持って生まれた魔力に関係があるみたい!?

今回は、オズとアーサーの関係について解説していきます。
また、アーサーの死にオズが関与するのかどうかについても考察を交えてその関係性を探ってみます。

目次

まほやくアーサーとオズの関係

オズとアーサーは一体どんな関係なのでしょうか。
似ても似つかない二人ですが、魔力以外の共通点はあるのでしょうか。

早速みていきましょう。

捨てられていたアーサーをオズが拾い育てる

アーサーは中央の国の王とその妻の間に生まれました。
しかし、人間の間に生まれたにも関わらず生まれながらに魔法使いだったのです。

アーサーが魔力を持っていることでお妃は国王をたぶらかした魔女なのではないか、という要らぬ噂が立ってしまいアーサーの母親であるお妃は病んでしまいます。

そして、泣く泣くわずか4歳の我が子を遠い遠い北の国へ捨てるという決断をし実行してしまいました。

どんな事情があれ、一人で生きていけない年齢の子供を捨てるなんて、ひどいですよね…。
たとえ、耐え難い事実があったとしてもそんなことしてほしくはなかったなと筆者は読みながら思っていました。

ただ、この出来事があったからこそアーサーとオズに接点ができたのであれば、良かったのかもしれません。

アーサーは当時、自分が捨てられたということもわかっていませんでした。
北の国という知らない土地で城に帰りたくて1人泣いていたと。

ひと一人いないような場所に捨てられたアーサーは次第に眠くなり寒さを感じなくなっていった、子供心ながらに死んでしまうのだろうと分かったと賢者である晶に話していました。

そんな時、オズが現れてアーサーを拾い自分の城に連れ帰りました。
凍えていたアーサーに食事や部屋を与え13歳まで育てたのです。

なぜ、オズがアーサーを拾おうと思ったのかについては漫画の中ではまだ触れられていませんが、小さい子を放って置けなかったのか他に何か理由があったのか…。

オズとの生活の中でアーサーは魔法についてもオズから学び、オズは恩人であり魔法の師でもあると明言しています。

ほとんどの人が怖がるオズのことを子供であったアーサーは怖がるどころか懐いたようなので、一緒に過ごすうちにオズもアーサーへは特別な感情を抱いていったことは間違い無いでしょう。

アーサーが13歳の時中央の国へ連れて行かれる

4歳から13歳まで北の国にあるオズの城でオズとともに過ごし育ったアーサーですが、元々は中央の国の国王の息子。

アーサーが13歳になった時、中央の国から迎えが来てアーサーは中央の国へ戻ることに…
なぜ、突然アーサーを迎えに来たのかといえばアーサーの父親である国王が病に倒れたから。

その時、迎えが息子であるアーサーを探して北の国へやってきたというのです。
この時、中央の国へ連れて行かれるアーサーにオズは何も言わずに見送りました。

やっと迎えが来た、居るべき場所へ帰ることができると思ったかもしれませんし10年弱も一緒に過ごしたのですから寂しい気持ちがあったかもしれません。

オズの心情は描かれていないので真意は不明ですが、漫画で描かれているオズの表情はどこか寂しそうにも見えてしまいました。。

そもそも、アーサーが生きていたから良かったものの、もし4歳の時オズに拾われずそのままになってしまっていたらと考えると恐ろしいですね汗

アーサーはオズを慕っている

オズは過去に世界を震撼させた最強の魔法使いです。
かなり強いとされている北の魔法使いたちでさえもオズの言うことには従うだろうと言われるほど、、

当然、それだけ強いオズですから人間たちには恐れられていますし、魔法使いの中でもオズを怖がる人もいます。

オズが人と群れたがらないため、より強さと怖さが際立ってしまうのです。
そんなオズのことをアーサーは怖がることはありませんでした。

それどころか、アーサーはオズのことをとても慕っているのが物語から読み取れます。

オズ様は優しい方だ。誤解されてしまうこともあるが…悪人は死にかけた子供を救ったりしない。ただの気まぐれだったとしてもいい

と、語っていることから心からオズのことを慕っているのが伝わってくるのと同時にアーサーがとても優しいのだなということも分かりますね。

まほやくオズはアーサー死亡にも関与している?

オズのことを慕っているアーサーですが、アーサーが死亡する時オズはその死に関与しているのでしょうか。

オズがアーサーの死に関与するのかどうかについて考察していきます。

アーサー死亡の予言

北の魔法使いの中にスノウとホワイトという双子の魔法使いがいます。
この二人が、なんとアーサーが魔法使いに召喚されて大いなる厄災との戦いによって死亡するという予言をしました。

それを聞いたオズは、10年弱一緒に暮らしてきてアーサーの最期を聞き少なからずショックを受けたようです。

…そして、思わぬ行動に出るのです。
オズのその行動は、自身の宿命を変える出来事となります。

アーサーの死を防ぐためオズは中央の魔法使いになる

なんと、オズはアーサーが魔法使いに召喚されないように力技で北の国出身である自分を中央の魔法使いにしたのです。

漫画1巻第3話で「宿命は変えられない」と言ったオズに対し、スノウとホワイトが

やれやれよう言うわ…己は力技で宿命を変えておいての

と語っていましたが、その真相はアーサーのために自分が中央の魔法使いになることだったのです。

口数も少なく冷酷さを持ち合わせているオズですが、やはり親代わりとなって育てたアーサーに対しては特別な感情があるのでは無いかと筆者は感じます。

アーサーが中央の魔法使いに召喚される

オズがアーサーを守るために中央の魔法使いとして召喚されてからアーサーは中央の国の王子として生活していました。

民が困っていたら助けたり、、、笑顔で接したりと、その容姿と勇敢さから王都でもアーサーの人気は凄まじく高いのですが、、、

大いなる厄災で賢者の魔法使いが厄災にボロ負けし、仲間を半分失ったことで新たな魔法使いの召喚を行うことになった時、予期せぬことが起こってしまいます。

それは、オズが回避したアーサーの魔法使い召喚…。

賢者の魔法使いたちを束ねる役目をオズに頼もうと、カインやアーサー、賢者である晶はオズのいる北の国へ出向きます。

そこで、オズに会えはしたのですがオズに魔法使いたちを束ねて欲しい、適任はオズしかいないという説得には失敗してしまう一向。。。

アーサーはオズから

このような辺境へ何をしにきた。帰れ

と言われてしまう始末。

賢者である晶にも自分に関わるな、魔法使いたちを連れて中央の魔法舎に帰れと言い放ち踵を返すオズにアーサーが待って欲しいとオズを引き止めます。

その時、アーサーの右手の手の甲に現れた紋章を見てオズは言葉を失います。

アーサーを守りたくて自分が中央の魔法使いになったはずなのに、アーサーが魔法使いに召喚されてしまった。
と言うことは、来年の大いなる厄災との戦いでアーサーが死ぬかもしれない。
スノウとホワイトの言う通りになるかもしれない、そんな思いがオズの頭によぎったのかもしれませんね。

オズ自身も予期せぬ出来事だったため言葉を失ってしまったのでしょう。

漫画3巻の時点では大いなる厄災との戦いが終わったばかりのため、しばらくはアーサーが死んでしまうようなことは起こらないとしても、これから先はわかりません。

仮にアーサーが本当に死亡するとして、その死にオズが絶対に関与しないとも、必ず関与するとも言い切れないのが現状です。

今後の物語の進展を楽しみに待ちたいところです。

まとめ:アーサーにとってオズは命の恩人で親代わり。アーサーの死を防ぐ為オズは中央の魔法使いになった

今回は、魔法使いの約束に登場する王子・アーサーと最強の魔法使い・オズとの関係について解説しました。
アーサーの死にオズが関与するのかについては考察を交えたものになりましたがいかがでしたでしょうか。

  • 捨てられていたアーサーを13歳になるまでオズが拾い育てた
  • アーサーが13歳になった時中央の国へ連れて行かれて離れ離れになった
  • アーサーはオズのことを恩人として慕っている
  • オズはアーサーの死を防ぐために力技で中央の魔法使いになった
  • オズはアーサーの死には関与しないと考えられる
  • アーサーが中央の魔法使いに召喚されスノウとホワイトの予言が現実になるかも

アーサーがとっても良い人なのはもちろんなのですが、筆者はやっぱりオズもそこまで悪い人のようには思えませんでした。

賢者の魔法使いの中で一番強いのは間違い無いのでしょうが、優しいからこそ傷つきやすくこれまでにもたくさん傷ついたり落胆したりしてきた結果が今なのかなぁ…と。

2025年1月からはアニメも放送されるということでオズとアーサーの関係についても触れてくれたらな、、、と密かに期待しています。

最後までお読みいただきありがとうございました!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)

目次