「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」に登場するタルタロス。
タルタロスはいつ誕生して正体は何なのでしょうか。
また、最後はどうなるのでしょうか。
本記事では、タルタロスの正体と最後にどうなるのかについて解説していきます。
第七王子タルタロスの正体とは?
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気ままに魔術を極めます』
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この巻はタルタロスとイドが
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真っ黒で一見お化けのような見た目をしたタルタロス。
その正体は一体何なのでしょうか。
早速みていきましょう。
イドが作成したゴーレム
タルタロスはイドがロイドから逃げてバートラムに行った際、錬金術を極め、ロイドに復讐をするために作られました。
ロイドに復讐したいと思っていたイドですが、また振り向いてもらいたかった、遊んで欲しかった、必要として欲しかったと思っていたのも事実。
タルタロスがイドの身体を乗っ取った時、お前は何者かと問われた際「イドが造った最高傑作にして最強のゴーレム」と答えています。
なぜタルタロスという名を名乗っているのか。
元々タルタロスとは地獄門のタルタロスとは魔界屈指の最強邪神の一角の名前。
文献で読んでどんなものかを知った上でその名前を名乗っているタルタロスは、全てを飲み込む自分にはぴったりだという理由で自分でそう名付けたのです。
生体ゴーレム
ゴーレムは錬金術を駆使して合金を使用して作られるものなのですが、イドは自身の血すなわちクローンを触媒として魔力装置を造ったのです。
イド自身から取り出すのは魔力の器のみで生命としての概念は与えないつもりでした。
しかし、タルタロスを作る前、自分が今やろうとしていることは禁忌なのではないかとバートラムにちょうど訪問していた当時の教皇であるギタンへ相談を持ちかけていました。
ギタンは、動機が不純だ。そして禁忌である。だからやめなさいと忠告はしていました。
それでも、イドはロイドへの復讐のため、またロイドに振り向いてもらうため、今自分がいるバートラムのために忠告を無視してタルタロスを生み出したのでした。
その結果、なぜかタルタロスは生命を持った状態で生まれました。
しかし、本体に魔力を作り出す能力はなく、ただひたすらに溜め込むことしかできませんでした。
そのため、タルタロスは魔術書や魔剣などをひたすらに飲み込んで力をその内に蓄えていったのです。
暴走したタルタロスは錬金大祭に出場していた数々のゴーレムを飲み込み、その魔力を蓄え巨大化していきました。
第七王子タルタロスの最後はどうなる?
本日0時は
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『転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます』
第138話の公開です💫
遂に始まったロイド対タルタロス。
このコマめっちゃカッコイイ!
クライマックスに向けページも増えております! この回が25ページ。
そして休載明けの140話は35ページ…#第七王子 pic.twitter.com/o1oFkSPsil
たくさんのゴーレムを飲み込み巨大化し、ついに魔力炉をも飲み込もうとしたタルタロス。
そしてイドの身体も乗っ取ってしまいます。
イドの精神状態は生きていましたが、主導権は完全にタルタロスが握っていました。
そんな力を蓄えたタルタロスの最後はどうなるのでしょうか。
当初イドが掲げたようにロイドに勝つのでしょうか。
最初はディガーディアより優勢
数々のゴーレムを飲み込み力を蓄えたタルタロスは、邪魔者を排除するために分離体を自身から生み出しバートラムの街に放ちます。
分離体はタルタロスの本体と違い食事能力はなくただの戦闘員。
タルタロスが魔力炉の吸収をするのを邪魔する者を排除するのが役目。
分離体がロイドの助太刀をする仲間たちを足止めしている間に、タルタロスはイドも取り込みロイドに応戦します。
ロイドも兄であるゼロフが修理したディガーディアに搭乗し交戦しますが、最初はタルタロスの力に圧倒されていました。
傷をつけられても瞬時に再生し、さらに異常なほどの硬さと柔軟さをまとったタルタロスのその光景はロイドの強さを一番間近で見ているグリモとジリエルも驚きを隠せないほどでした。
ロイドが作り出した魔力障壁すら溶解させてしまう強さを見せたタルタロス。
ロイドも驚きながら、それでもなぜか楽しそうで焦りの表情は全く見せずにイドとの交戦を続けました。
ロイドの大規模魔術を前に苦戦
ロイドはひとしきりイドを取り込んだタルタロスと戦いますが、戦況は変わらず苦戦し続けます。
もうあとが無いというところで、ロイドはディガーディアを本来の使い方で操ることを決意します。
本来の使い方とは、ゴーレムであるディガーディアを大規模魔術を発動させる場になる祭壇として利用すること。
これまでも祭壇を用いた大規模魔術の発動に興味を持っていたロイドでしたが、それを行う手段を持っていませんでした。
錬金大祭に向けてディガーディアを作成する過程で兄のゼロフに内緒でこっそりとディガーディアが祭壇として機能するように改造していたのです。
本来は数十人の魔術師によって使う大規模魔術。それをロイドは1人で作り出そうとします。
予めディガーディアに組み込まれた長々時間詠唱呪文が自動再生されると、その細部をグリモとジリエルが補佐することでものすごい魔力量となってロイドの元に魔力束が集まってきます。
ロイドが展開した地系統大規模魔術「重縛陣」によって身動きを封じられたタルタロスは苦戦を強いられます。
それでも負けじと力を発揮しますが、ロイドは更に雷系統大規模魔術「国王雷」、「風神威」を次々と発動。
ロイドによる連続攻撃でかなり体力、魔力共に削られてしまったイドとタルタロスですが、まだ負けを認めずロイドに挑み続けます。
ロイドに完敗し命を助けられる
「水穿龍」を発動した時、イドとタルタロスは負けを認めざるを得ない状況でしたが、タルタロスは自分だけが犠牲になるように、ロイドにイドを空間転移で移動するようお願いします。
タルタロスは元々イドがバートラムの女王から頼まれて小型の魔力を作るためにイド自身の血から造られた核で、本来は生命を持たないはずでした。
しかし、生命を持って生まれてしまったため、女王に寄贈はせず家族として一緒に過ごしてきたのです。
ただ、魔力炉の寿命は長くて5年。
タルタロスは、何もしなくてもあと1年ほどの寿命でした。
寿命で自身が尽きることは、イドが不完全な状態で生み出したことを肯定してしまうことになるため、ロイドに負けて命が尽きたことにしたかったのです。
それを知ったロイドは最後にタルタロスの一部を寿命の残り4秒前で時系統祭壇魔術の時空天蓋を発動し、時間ごと凍結します。
そのあと、タルタロスが自分の死因はロイドじゃなきゃダメだと、撃って欲しいと願い、その通りにロイドが星系統大規模魔術「天星衝」を発動させます。
ロイドがありったけの魔力を集めて発動した天星衝、通称星堕としはその一撃で国を滅ぼしたと伝えられている魔術。
避けることもできない距離にまできていた赤い星の一撃は空を裂き大地は捲れ上がり地平を赤く染めるほど。
この一撃でタルタロスは死亡しました。
しかし、イドは直前にロイドの空間転移で移動していたため命は助かりました。
ロイドは直前に凍結させたタルタロスの一部を「次はちゃんと造ってやれ」とイドに渡し、また3人で遊ぶことを約束したのでした。
まとめ:第七王子タルタロスはイドが作り出したゴーレムで最後はロイドに完敗し命尽きる
今回は、漫画「転生したら第七王子だったので、気ままに魔術を極めます」に登場するタルタロスについて解説しました。
- タルタロスの正体はイドが造った最高傑作にして最強のゴーレム
- 魔力を生み出すことはできないが生体ゴーレムだった
- タルタロスはロイドと戦い最初は優勢だった
- ロイドの大規模魔術に苦戦し始めイドと一緒にロイドに挑む
- タルタロスはロイドに完敗し消滅
- イドはロイドの空間転移魔術で命を助けられる
最後までお読みいただきありがとうございました!
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