魔都精兵のスレイブ山城恋と伏魔は同一人物?正体やスキル・強さも解説!

漫画『魔都精兵のスレイブ』に登場する魔防隊総組長の山城恋と伏魔。
この二人、容姿がそっくりで同一人物!?実は双子!?なんて思った方もいるのではないでしょうか。

本記事では、山城恋と伏魔が同一人物なのかどうか、また伏魔の正体や能力について解説していきます。

目次

魔都精兵のスレイブ山城恋と伏魔は同一人物?

山城恋と伏魔がそっくりなのは、同一人物だからなのでしょうか。
もし違うならば、なぜこんなにも似ているのでしょう。

二人が双子だとか同一人物だとかいう理由ではなく、これには伏魔のスキルが関係しています。
伏魔のもつ擬態のスキルによって恋とそっくりな姿になっているのです。
よって、山城恋と伏魔は同一人物ではありません。

伏魔のもつ擬態の能力やスキルについて、詳しくは後述します。

魔都精兵のスレイブ伏魔の正体

山城恋とそっくりな伏魔とは、一体何者なのでしょうか。
その正体や性格について、早速みていきましょう。

伏魔は八雷神の一柱

山城恋をギャルにしたような見た目をしている伏魔ですが、その正体は醜鬼を統べる八雷神の一柱です。
八雷神は8人からなり、醜鬼たちを自分たちの配下に従えています。

そして、自分たちのことを『神』と称し、人間を滅ぼすことを目的とした組織です。

伏魔は、八雷神の中でも若雲(じゃくうん)に次いで二番目に若く、空折(くうせつ)のことを空折姉、紫黒(しこく)のことを紫黒姉と呼んでいます。

空折が魔防隊によって倒された後、八雷神が召集され初めて登場したシーンではすでに山城恋とそっくりな姿をしていた伏魔ですが、それは本来の姿ではなく伏魔の能力によって変身した姿でした。

しかし、能力を解除してもおかしくない場面でもそのままの姿を保ったままで、伏魔の本来の姿は未だ不明です。

伏魔の性格

伏魔は、普段は慎重でおとなしい性格をしています。

会議では紫黒の元気のなさに気づくなど機転が効き、普段から穏やかで大人びているところもありますが、紫黒の提案はすんなりと受け入れるなど甘えたがりの妹気質な一面も持っています。他の八雷神にも可愛がられているのが描写から伝わってくるほどです。

八雷神のことは家族のように思っている節がある伏魔ですが、魔防隊に対しては敵対心を見せたり揶揄ったり小馬鹿にする残酷な面も持っています。

また、綺麗なものに目がない、逆に言えば醜いものにひどく敏感な部分があります。
美意識が高いといえば聞こえはいいですが、何かコンプレックスを抱えているのかもしれません。

魔都精兵のスレイブ伏魔のスキルや強さは?

八雷神の一柱である伏魔ですが、どんな能力やスキルを持っていてどのくらい強いのでしょうか。

伏魔の能力は『擬態能力』『分身能力』『放電能力』など多岐に渡ります。
そのスキルはどの程度の強さなのか気になりますよね。

擬態能力では擬態した相手の力もコピーできるのかなど、初登場時には謎も多かったです。

伏魔は魔防隊三番組組長ベルを瞬殺するほどの強さ

魔防隊の寮にはそれぞれ強い結界が貼られていて簡単には潜入できない仕様なのですが、空折が倒されたことで八雷神が動き出し、現世を含めて各地で魔防隊が襲われる事態が起こります。

その際、三番組と七番組は寮自体が襲われ、強力な結界が破られました。
結界が破られ、魔防隊と八雷神が仕掛けた醜鬼の一人が戦っている間、どさくさに紛れて伏魔は寮内に潜入・潜伏します。
そこから、標的としていたベルの仕草や口調、癖までをも完全にコピーしていました。

七番組での鍛錬を終えたベルが入浴中、決意を新たにしているところに『あなたはもう終わりだけどね』という言葉と共に、ベルの目の前に姿を変えた伏魔が現れます。
そして、腕先を武器に変形させてベルへ一撃し一瞬で倒してしまいました。

不意に現れて襲ったとはいえ、魔防隊の誰にも気づかれずに潜伏したり腕先を武器に変形できたりする伏魔は魔防隊の組長級の強さであることは間違いありません。

一瞬でベルを倒したり、七番組と八番組との戦いでもその強さを見せつけていた伏魔。
ただ、魔防隊との戦いでは一人ではなくもう一人の八雷神と一緒にいることで強さが増強されるようでした。
その強さは、さすが神と名乗るだけのことはあります。

魔防隊が数人がかりで立ち向かうと最終的には倒されてしまったのですが、一人の時も全力形態という状態で相当の強さを見せていました。

魔都精兵のスレイブ伏魔のスキルや能力は?

魔防隊の組長級の強さを誇る伏魔ですが、実際にどのようなスキルや能力を持ち合わせているのでしょうか。
擬態能力以外の能力は一体どんなスキルでどの程度の強さなのか、早速見ていきましょう。

擬態能力

伏魔の能力が一番わかるのがこの擬態能力です。
実際、伏魔は常に魔防隊の総組長である山城恋の姿に擬態しています。

山城恋だけではなく、魔防隊八番組組長のワルワラ・ピリペンコのことも気に入っていて、時々姿を擬態しています。

擬態した時の見た目はそっくりでも違うところもあります。それは、肌の色。

山城恋の姿に擬態している時も肌の色は朝黒く、恋の特徴の一つである黒髪も肌の色と反転した色合いになっています。
しかし、擬態した相手本来の肌や髪の色へと変化させることもできます。

そのため、倒したい相手に付け入る際は擬態する相手の仕草や口調、癖までも覚えてそっくりそのまま本人になりすますことができるのです。

ただし、擬態した相手にどれだけ似せられても相手の能力まではコピーできないようです。

分身スキル

伏魔は自身の分身を作り出すことができます。

魔防隊の七番組と八番組は合同訓練を行うことになり、桃源郷へと向かいました。
そこには七番組へと鍛錬の出向に来ていたベルもいたのですが、そのベルがなりすました伏魔であることがバレて戦闘になります。

桃源郷の門を壊され、中の様子を外から見ることができなくなってしまった七番組と八番組はそれぞれ一組一殺で戦いを繰り広げることに。

その際、伏魔はワルワラ・ピリペンコの能力で別空間へ連れて行かれます。
そこで伏魔は悪笑・ピペンコの攻撃をわざと受けて2人の幼女を作り出しました。

伏魔が作り出した分身は、ピリペンコの能力で強化された魔防隊八番組副組長のプラチ・シェラワット、同じく八番組組員のジェナ・ステイブルズと互角に戦うほどの強さを持ち合わせていました。

しかし、当の伏魔本人の戦闘力が落ちるというデメリットがあります。

変形能力

伏魔は、自身の腕や髪など体の一部を鎌や刀に変えて攻撃する力を持っています。
魔防隊では、五番組の隊員・所山サキが似たような能力を持っているためイメージしやすいかと思います。

右腕を巨大なドリルに変えることも可能でその攻撃力は凄まじいものです。
刀の切れ味も高く、伏魔と同じく八雷神の一柱である雷煉と一緒だと、魔防隊の七番組と八番組のメンバーの身体を一瞬でバラバラにすることができるほどの威力を持っています。

一瞬というところを見ると、魔防隊の組長たちよりも強い可能性もありそうですね。

放電能力

身体の一部を武器に変えられる伏魔ですが、武器や攻撃は刃物や銃に限りません。

頭部に光の輪を構築すると、そこから雷を放つことができるようになります。
パチパチと音をさせながら、強力な電気を放つこの能力を受けた側のダメージも相当です。

実際、この放電を八番組組長のワルワラ・ピリペンコが受けてズタズタになっていました。
ピリぺリンコも組長なので相当強いのですが、その組長に完治に時間がかかるほどのダメージと傷を負わせられるのはすごいですよね。

伏魔が放電攻撃し、それをピリペンコが受けるシーンは結構衝撃がありました。

神器変化天沼矛(じんぎへんげあめのぬぼこ)

この能力は伏魔自身が槍に変化して高速で突進する技です。

この技は、ワルワラ・ピリペンコが能力で作り出した高速なる大聖堂(パンテオン)の聖域で動き始める羽前京香の巨大な像の全身に亀裂が入るほど強力です。

この技が繰り出される前にも、羽前京香の像は伏魔の変形能力によるアームドリルや放電を受けていましたが、その時は傷ひとつつきませんでした。

それほど京香像には耐久力があるということなのですが、それに亀裂が入るってよっぽどですよね。
そして、巨大な京香像にも臆することなく真っ向から対戦する伏魔は普段の穏やかな印象とは違い、やはり強いなと感じました。

まとめ:山城恋と伏魔は別人!伏魔は穏やかな性格ながら組長級の強さを誇る八雷神の一柱

今回は、魔都精兵のスレイブに登場する山城恋にそっくりな伏魔について解説しました。

  • 山城恋と伏魔は同一人物ではない
  • 伏魔は八雷神の一柱
  • 普段は穏やかな性格で慎重派
  • 伏魔は魔防隊組長級の強さを誇る
  • 伏魔の主なスキルは擬態
  • 擬態以外にも『分身』『変形』『放電』『神器変化天沼矛(じんぎへんげあめのぬぼこ)』など能力は多岐にわたる

最後までお読みいただきありがとうございました!

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