漫画『魔都精兵のスレイブ』に登場する八雷神。
八雷神って何人いてどのような存在でどんな能力や強さを持ち合わせているのでしょうか。
本記事では、魔都精兵のスレイブに登場する八雷神の一覧と各キャラクターの能力や強さについて解説していきます。
魔都精兵のスレイブの八雷神(はちらいじん)とは
八雷神は、人間界とは異なる世界である『魔都』に潜む八体の存在のことです。
彼女らの目的は不明ですが、醜鬼を従える強力な存在であることは確か。
人間界を守る魔防隊であっても組長格が複数人で協力してやっと倒せるくらいの強さを秘めています。
人間界にとって脅威となる行動をとり、自らを『人間を滅ぼす存在』『神』と称しています。
魔都精兵のスレイブの八雷神一覧
八雷神というからには八体いるんだろうな、ということは想像がつきますが、一体どんなキャラがいるのでしょうか。
ここでは、魔都精兵のスレイブに登場する八雷神のキャラ一覧をみていきましょう。
太極(たいきょく)
八雷神の長女に当たる筆頭であり、それに相応しい実力を兼ね備えています。
見た目の特徴は白髪の長い髪と額にある丸い模様。
『母』を敬っていてどこかにいる母のそばを離れられないということで、戦闘シーンは今のところ描かれておらず実際の実力は不明です。
巨大な剣を武器にしていることは判明していますが、まだまだ謎の多い人物です。
紫黒(しこく)
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紫黒は八雷神の中でも参謀格に当たります。
先端が蛇の頭になった長い黒髪が特徴で美少女の姿をしています。
紫黒の黒髪は戦闘時には武器となり、複数人をまとめて相手にすることも可能です。
髪の毛の蛇を使って相手を噛ませて猛毒で行動できなくしたり、蛇が吐き出すガスを吸わせることで幻覚を見せたりといった攻撃能力があります。
陽気で明るい性格をしていますが、一方で常に何かを考えている腹黒さも持ち合わせ、人間を滅ぼすことにも積極的なサディスティックなところもあります。
自身が強いだけでなく、技術者としても優れた能力を持っています。
壤竜(じょうりゅう)
壌竜は、褐色肌に純白の翼を持ち、かなり肌を露出させた格好をしている八雷神の一人。
いつも、紫黒や雷煉と一緒に行動をしています。
自由気ままな紫黒や激高しやすい雷煉とは対照的に、八雷神の中では温厚な性格です。
冷静で口数も少ないですが、仲間想いの優しい面も…。
実際、魔防隊によって空折が敗れた時も涙を見せていました。
壌竜の能力や強さはまだまだ不明瞭な部分が多いですが、かなり強いことは間違いありません。
魔都精兵のスレイブの主人公、和倉優希の姉である和倉青羽に攻撃された時も傷ひとつ負いませんでしたし、同じ八雷神の鳴姫からの攻撃も受け止めた実績の持ち主です。
これから先、作品が進行していくに連れて徐々に能力や強さの程度がわかってくるでしょう。
雷煉(らいれん)
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雷煉は、仮面をつけた体格の大きい大男の姿をしています。
女性で構成されていると思しき八雷神の中では珍しく男性です。
性格は短期で高圧的。人間のことを『廃れ者』と呼び見下しています。
八雷神としてのプライドは非常に高いのも特徴です。
雷煉の能力は火と雷を操る力。
遠距離からでも攻撃ができ、雷を落として火災を招いたり魔防隊の組長たちをも圧倒する力を持っています。
強靭であるが故に重たく、素早さには欠けています。
ただ、素早さには欠けるものの、それをものともしない高い防御力と攻撃力を誇っています。
その強靭さは、改造醜鬼を瞬殺した羽前京香の豪刃十字架(ごうじんじゅうじか)を正面から受けても無傷で『まさかとは思うが、それが必殺技ではあるまいなあ?』と言い放つほど。
通常時でも相当な強さを誇る雷煉ですが、全力形態になると戦闘力と回復力が桁違いになります。
自身の後頭部にある触手を自由自在に操ったり、両目から雷を帯びた光線を予備動作なしで放ったりできる他、全力形態前に失った人差し指と中指も瞬時に再生してみせました。
全力形態になると、火雷大珠(ほのいかづちおおだま)という直径100m前後の巨大な雷球を生み出すこともできます。
空折(くうせつ)
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元々は上半分に無数の目がついた大きな卵形の怪物で小さな翼と鳥のような4本足を持っています。
餌を食べれば食べるほどに成長するのですが、紫黒が捉えたココと波音の二人を取り込んだことで外見と性格が取り込んだ2人に影響されて活発で美を追求する美少女の姿に変化しました。
空折は、元々の能力として空中を自由に飛ぶ能力を持っているのですが、生きたまま人間を丸呑みにし、その者の桃の能力をも自分のものにしてしまうという吸収能力を持っています。
美少女の姿に変化したのはココと波音を取り込んだからですし、二人の能力である潜行能力・隠された美(ヒトリシズカ)、体液操作を魔防隊との戦いでも使っていました。
そして、魔防隊二番組組長である上運天美羅を取り込み、美羅の能力である緋色の連隊(オールキリング)という分身能力も発揮しました。
取り込んだ者の能力をすぐに使えるようになるという利点はあるものの、能力者の戦闘力や経験は継承されないという欠点も同時に持ち合わせています。
実際、緋色の連隊(オールキリング)の能力は取り込まれた美羅本人の防御もあり本人よりは劣る状態でした。
鳴姫(なるひめ)
2色の髪をツインテールにした美少女の姿を持つ八雷神の一柱。
露出が激しい服装と雷のような角が特徴で、自分のことを『余』と呼んでいます。
性格はかなりさっぱりとしていますが、感情に任せて言葉を発してしまうところもあります。
鳴姫の能力については、現状戦闘シーンが描かれていないので断言はできないのですが、雷のような角を持っていることから電撃系の能力者の可能性が高いです。
八雷神VS魔防隊の戦闘がこれからどんどん描かれていくと鳴姫の強さや能力の詳細も鮮明になってくるのではと推測されます。
伏魔(ふくま)
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魔防隊十番組組長であり総組長の山城恋に酷似した姿をした八雷神の一柱。
山城恋と違うのは肌の色と髪の色。慎重でおとなしい性格をしています。
普段は機転も効き大人びているものの、紫黒や空折のことは慕っており妹気質な面も持ち合わせています。
ちなみに、山城恋と瓜二つの見た目をしていますが関係性はなく、伏魔曰く『綺麗でお気に入り』ということで自身の能力で山城恋の姿をしています。
本来の姿は違うようですが作中では常に山城恋の姿のままで本来の姿は不明です。
伏魔の能力は多岐に渡りますが、一つは前述した擬態能力です。
作中では、山城恋以外にもワルワラ・ピリペンコや月夜野ベルにも姿を変えていました。
擬態能力以外では、自身の分身を作り出せたり、体の一部を武器に変形させて攻撃できる能力を持っていたり、頭部に光の輪を構築して雷を放つことができる放電能力もあります。
おとなしい性格からは想像がつかないくらいの強さを誇り、魔防隊の組長が数人がかりでやっと倒せるレベルです。
伏魔の正体や強さに関してはこちら
若雲(じゃくうん)
八雷神の中で最も若いのが、若雲です。
黒いヘルメットのような仮面にモヤのように目や口が映っている見た目で雷煉と同じく男性の八雷神です。
冷静沈着ですが、苛烈な性格でもあります。
人類滅亡のため、何らかの研究を行っていて改造醜鬼を作り出しているのも若雲です。
研究をしているということで戦闘シーンは今の所描かれておらず、その能力は全くの未知数です。
もしかしたら、表立って戦闘はせず戦略や作戦を立てる立場かもしれません。
魔都精兵のスレイブ八雷神の強さや能力
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メンバーひとり一人を見てきましたが、未だ不明のキャラクターがいたり謎の多い八雷神。
強さについて触れた八雷神もいますが、その強さや能力についてもう少し深掘りしていきたいと思います。
八雷神には組長級の強さがないと太刀打ちできない
八雷神は魔防隊の組長級の強さがないと太刀打ちできないほどの強さや能力を一人ひとりが持ち合わせています。
空折は、上運天美羅が応戦しましたが一歩及ばず空折の体内に取り込まれてしまっていました。
その後、羽前京香と和倉優希によって空折が倒され美羅は救出されましたが、組長ほどの強さを持っても一人での応戦は苦戦を強いられます。
伏魔についても、雷煉と一緒の状態では敵なし状態。
ワルワラ・ピリペンコ率いる八番組3人がかりでも苦戦を強いられていました。
伏魔の攻撃を受けながらも最終的には魔防隊が勝ちましたが、空折と同じく伏魔も相当の強さを誇ります。
もし雷煉と一緒に攻撃を仕掛けられていたら、魔防隊の組長格が数人がかりで戦っても勝てたかどうかわかりません。
雷煉は強い上に強靭な体の持ち主なので、相当の苦戦を強いられていました。
無窮の鎖(スレイブ)化した和倉優希も雷煉に攻撃を仕掛けるも全く響かず、逆に優希が手を負傷するほど。
そして優希も『こいつ強いなんてもんじゃない』とその強さに驚愕していました。
八雷神は魔防隊の組長格数人がかりでも倒せるかどうかという相当の強さを持っています。
能力の相性次第では1対1でも倒せる
一人ひとりかなりの実力を誇る八雷神ですが、やられてばかりの魔防隊ではもちろんありません。
能力の相性次第では、1対1であっても撃破可能なのです。
雷煉が初めて魔防隊を襲撃した時、対岐したのは六番組組長の出雲天花(いずもてんか)。
天花の能力、天御鳥命(アメノミトリ)は空間を操作する能力。
自分自身や他者を瞬間移動したり、空間そのものを捩じり裂くことが可能です。
この能力のおかげで天花が雷煉を圧倒し撤退に追い込みました。
また、三番組組長である月夜野ベルに和倉優希を貸し出した状態の無窮の鎖・月隠(スレイブ・つきがくれ)では、優希とベルが透明になることで相手に気づかれずに接近可能となり、ベルの形あるものを滅する能力、笑う寿老人(カノーブス)で全力形態となった雷煉の命を抜くことに成功していました。
能力の相性もあるので、相手の能力がしっかりとわかれば対策ができ、ものすごい強さを誇る八雷神であっても倒せるということです。
魔都精兵のスレイブの八雷神が崇める「母」の存在
八雷神には「母」と呼ぶ太極よりもさらに上の存在がいます。
その姿は未だ確認できておらず、どんな特徴を持った人物でどこにいるのか、能力や強さはどの程度なのかなどはわかっていません。
八雷神の長女的立ち位置にいる太極は基本的に、どこかにいる母に常についていなくてはならず、他の八雷神たちとは別行動をしています。
八雷神会議で明かされた母の希望は『人間を1日に1000人殺すこと』。
そして、人類を滅亡させることなのです。
崇めている母の願いを叶えるべく、八雷神は動いているようです。
おそらく太極よりももっと怖い存在なのでしょう。
今は魔防隊が八雷神と対岐して、負傷はしても死者は出していないですが、今後八雷神に追い詰められる展開もあるかもしれませんね。
まとめ:八雷神は組長級の強さを誇り母を崇めるもまだ謎の多い存在
今回は、魔都精兵のスレイブに登場する八雷神(はちらいじん)の一覧まとめと各キャラクターの強さや能力について解説しました。
- 八雷神は魔都に潜む八体の存在
- お互いを家族のように思っている
- メンバーは太極、紫黒、空折、壌竜、雷煉、伏魔、鳴姫、若雲
- 八雷神は魔防隊の組長級の強さを誇る
- 魔防隊の組長一人だけでは倒せない
- 能力の相性次第では1対1での対岐で撃破可能
- 八雷神は『母』を崇めている
- 『母』の希望は1日1000人の人間を殺すこと
今後の展開が楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました!
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