アンダーニンジャ山田さんの正体とは?強さは九郎でも倒せないレベル?

アンダーニンジャに登場するかわいくも恐ろしく強い山田さん。
なぜ、そんなに強いのか。その正体は何者なのか。多くの謎に包まれた人物でもあります。

今回は、山田さんの正体とその強さについて考察していきます。

目次

アンダーニンジャ山田さんの正体とは?

山田さんは講談高校の生徒であり九郎と同級生にもなる学校のマドンナ的な女の子。
大人しくて整った顔立ちから憧れる人は多いようですが、ミステリアスな部分も持ち合わせています。

そんな山田さんは一体何者でどういった過去を持っている人なのでしょうか。

UNに所属する忍者だった

山田さんの本名は、山田美月。講談高校に所属する一見普通の高校生ですが、制服から覗く足の筋肉は恐ろしく発達しています。

そんな山田さんの正体は、UN(アンダーニンジャ)に所属する忍者です。
忍者は忍者でも、九郎が所属している組織のNINとは敵対している組織の所属です。

NINは太平洋戦争後GHQによって解体された組織で、現代の日本政府の指揮下にはないものの秘密裏に存続し続けている存在。その存在は、警察や自衛隊と同様の公的な機関。

警察とも協力関係にあり、フルスペックの装備をしているなら警察に配慮し、NINはその装備をスペックダウンして使用しています。現在では、武器などの共同開発も行っています。

一方UNはアンダーニンジャと呼ばれ、NINの解体後に一部の忍者たちによって新たに立ち上げられた組織と言われています。
現在は、抜け忍と呼ばれる忍者たちやNINを追い出された人たちの集まりで、裏の組織のような存在。

通称「¥2」「エンコー」と呼ばれる援護工作ニ課と繋がりがあるとも言われていて規模は謎に包まれていますが、UNの目的は国家崩壊ではないかと推測されています。

そんな、裏組織に所属しているの山田さんは、かわいらしい見た目からは想像もつかないくらいのかなりの実力の持ち主。
電撃も毒矢も効かないほどに発達した筋肉、人に近付く際気配を気取られることもないほどです。

山田さんの過去

山田さんが自分の過去を回想するシーンが描かれているのですが、幼少期は幽閉されていたらしくトイレと洗面台しかないような狭い空間で薄い布一枚に包まって眠っていました。

朝になると、部屋を出て長い長い階段をひたすらに登って踊り場のようなところで他の子供達と殴り合いを繰り広げます。
夜になるまで続くそれに勝ったものは、また地下の部屋に戻る。

そんな特別訓練と言えるかわからないような生活を続け、素手での殴り合いから武器に木刀を持ち、さらに強くなると真剣を持って戦うように。
今の生活から抜け出すにはひたすらに勝ち続けるしかなく、体力がないもの、弱いものに待っているのは、、、死。
そうして、最後まで勝ち続けたのが山田さんです。

表情ひとつ変えずに戦闘を繰り広げる山田さんは幼少期に形成されたのでしょうね。
そして、彼女がいた場所は…おそらくUNの養成所だったのではと思います。

小説家吉田昭和のところに現れていた

アンダーニンジャの物語の登場する、歴史小説家の吉田昭和は夜になると、忍者が入ってこられるようにドアと窓の鍵を開放して寝ていました。

なぜ、そんなことをしているかというと、彼の枕元には夜中になると次々と忍者がやってきて自分の武勇伝だったり過去の事件について報道されていない部分も含めた真実を語っていくからでした。

そんな中、唯一ひとりだけ未来を語った忍者がいました。

地上の忍びどもは全て滅ぼす

その忍者は、そう言って出て行ったのです。
今まで自分の枕元にきた忍者とは肌で感じる威圧感、恐怖が段違いだったことだけを吉田昭和は覚えていました。
そして、この時に感じた圧倒的な怖気と威圧感を吉田昭和は再度感じることになります。

楊紀伊高校へ九郎たちと乗り込むことになっていた日、今日は高校に行くから瑛太くんと一緒に行きたいと思って。と山田さんは瑛太の家に押しかけてきます。

瑛太と一緒に歩いて学校へ向かった山田さんでしたが、その道中で吉田昭和とすれ違うのです。

当時感じた感覚・恐怖を再度感じた吉田昭和は、最初こそ不思議に思いましたが10年以上前から寝ているときに忍者と接している彼は自分が感じた感情に過去に一度会ったことがある人物だと気が付きます。

それが、「地上の忍びどもは全て滅ぼす」と言い放った人物です。

ということは、山田さんは吉田昭和のもとを訪れた忍者と同一人物ということになりますよね。
夜に訪れた時は顔は明確に描かれておらず山田さんと違って長髪というだけしかわかりませんが、鼻先と唇の形がよく見るととっても似ています。

山田さんの強さは九郎でも倒せないレベル

アンダーニンジャの主人公でもある雲隠九郎。

雲隠一族の虹郎の忍術を全て継承した一族の中で最強と呼ばれている人物なのですが、そんな九郎でも山田さんに勝つことができないのでしょうか。

楊紀伊高校での九郎との交戦

講談高校が襲撃される日、山田さんと九郎と奇跡は瑛太と共に楊紀伊高校へ足を運んでいました。

最初に、山田さんと奇跡(ミラクル)が交戦するのですが奇跡からの攻撃を全て最も簡単にかわし、奇跡の命を奪う手前まで追い詰めます。
しかし、「君は殺しちゃダメだった」と言って、手を緩め奇跡はことなきを得ます。
その後、九郎とも交戦しますが九郎は山田さんを倒せませんでした。

雲隠一族最強と呼ばれた九郎がたった二太刀で逆に倒されてしまったのです。
一太刀目は左腹を、二太刀目は九郎が着ていた摩利支天のエアバックの縫い目を狙って頭を割られました。

戦闘になった途端、山田さんの足の筋肉が目に見えて盛り上がっていたのも見応えがありましたが、普段と変わらぬ表情で九郎を倒してしまったシーンも衝撃でした。

九郎に鼻を切断される

山田さんに全く歯が立たなかった九郎ですが、何もできずに命を落としたわけではありません。
圧倒的な強さがある山田さんに九郎ができたのは、彼女の鼻を切り落とすこと。

それだけでもUNの生態を知ることができるものを手にできたのでお手柄なのかもしれませんが、逆にいえば雲隠一族最強と言われたあの九郎でさえも彼女の鼻を切り落とすだけが精一杯の攻撃でした。

忍者とはいえ女性の山田さん。鼻を切り落とされて落ち込んだり気にしたりするかと思いきや、「前方と下への死角が減ったからこのままがいい」と語っています。

鼻がなくなるなんて、特に女性からしたら結構大ごとだと思うのですが、さらっとこのままがいい発言ができちゃう山田さんって恐ろしいですね…。

かわいらしい顔に反してぶっちぎりに強い山田さんに最初は開いた口が塞がらず、驚きを隠せませんでした。
九郎との交戦で切り落とされてしまった鼻もこれから再形成はされるのか気になります。

まとめ:山田さんは忍者界で最強の九郎をも倒したUNに所属する忍者

今回は、アンダーニンジャに登場する山田さんの正体と過去、そして彼女の強さの秘密について考察しました。

  • 山田さんは九郎、瑛太の同級生
  • 山田さんの正体はUN(アンダーニンジャ)所属の忍者
  • 幼少期に幽閉されて特別な訓練を受けた
  • 小説家の吉田昭和も違いをはっきり感じるほどの威圧感、恐気の持ち主
  • 九郎も山田さんを倒せない

今後の展開に山田さんはどんな状態でかかわりが出てくるのか、山田さんが倒されてしまうなんていう展開もあるのか…これからも楽しみですね。

最後までお読みいただきありがとうございました!

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